『仕事するのにオフィスはいらない~ノマドワーキングのすすめ~ (光文社新書)』
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日本語に直訳すれば、「遊牧民」。北アフリカの砂漠や中央アジアの草原で、羊や牛を追って生活している彼らがノマドです。
・・・(中略)
遊牧民がラクダという砂漠で最強の乗り物を駆り、オアシスからオアシスへと移動しながら生活しているように、狭苦しいオフィスを出て、さまざまな場所を移動しながら働いている人たちです。
誰からも時間と場所の強制をされるわけでもなく、自分の意思で仕事を進めるというノマドワーキング。そんな、ノマドの人たちはどうやって集中を維持しているのでしょうか? 何も強制されないまま、ネットをつければいつの間にか、時間を浪費してしまいませんか?自分の場合は気付くと、Twitter、mixi、GoogleReaderで時間を浪費してる場合が非常に多いです。
ノマドの人たちは、どのように集中力を維持し、どうやってネットの誘惑に立ち向かっているのか?そこに焦点を当てて、読んでみました。
学びたいこと
ネットの誘惑の断ち切り方
学んだこと
以下学んだことです。
ダラダラ、アテンションが上がらない、「リラックス」状態の時は、プロセスAC(情報収集)
やる気、集中力が上がったとき、つまり「アテンション」状態の時は、プロセスDC(高い集中力を要する仕事) 自分の身体のリズムに、仕事を合わせることが大事みたい。でも、時間に制約のあるサラリーマンだと仕事中に、そんな流れを作れるのだろうか?
本当に大事なのは、分解すること
脳は、「ひとつのまとまった概念」としてものごとを取り扱います。
たとえば、飲み会の準備をするときも「駅から近くて雰囲気のよいお店をピックアップして、参加費をどれくらいにするか検討して、料理のコースを決め、○月×日に予約を入れて、参加者全員にメール連絡して・・・」などと考えません。「幹事をやる」とひとことでまとめてしまいます。
このようなパッキングされた仕事をACDCに分類しようと思ってもきっと上手く出来ないでしょう。 たぶん、著者ぐらいになると自分の仕事を完全に把握して、簡単にACDCプロセスに分類できるのだろうが、そうで無い人にとってはこの分類が難しい。(少なくとも自分は)
一つの仕事を行う上で、何をすべきか
どんな情報を収集するか
見積もり時間はどのぐらいか
誰に話をつけないといけないのか
・・・などなどACDCプロセスに分類するために、まずは「分解すること」。これが大事。(と自分に言い聞かせる。)
問題なのは、「アテンションが途切れてしまうこと」ではなく、「暇つぶしの読み物に没頭してしまうこと」「仕事と関係のないスレッドをよみふけってしまうこと」 消そうと努力ではなく、 執着しないこと
禅の心って難しい
まとめ
でも、ACDCプロセスに分類する前に、パッキングされた仕事を「分解する」ことが何よりも重要だと気付いた。 =====
ASIN: B009KZ3ZNK